江ノ島ははるか沖まで真っ白。
オフショアだったら、どんなビッグピークが出現したんだろう。
ここ数年では見たことも無い海。久しぶりのストーミーコンディションとなった鎌倉エリア。台風の直撃は避けることができたが、まともに風速25メートルの暴風圏を食らうこととなった。1008ヘクトパスカルで発生。上陸寸前には最大の960ヘクトパスカルへと成長した今回の18号。今年の夏の海水温の高温化で心配されていた通り、勢力が衰えるどころか逆に発達して上陸。おかげで台風の直撃パワーを改めて知ることができた。
鎌倉にはたいした被害は無かったが、台風は翌17日には、京都や埼玉など全国各地に無惨な傷跡を残して北海道沖へと抜け、七里ケ浜にはスーパーファンウェイブが出現。荒れ狂った海が、それまで溜まりきっていた海底の砂を根こそぎウォッシュアウト。トゲトゲにリーフを磨き上げてくれた賜物だった。