波乗りでん助

~ サーフィン総合研究所 ~

サーフィンの年輪を重ねてくると

11月 3rd, 2008 · No Comments

寒さが身に染みる季節となって参りました。
今年の木枯らし1号はいつ吹くんでしょうか? 冬の西風が入るようになりましたが、そよそよ程度で頼りになりません。鎌倉では波の面がチョポチョポっとしたくらいでサーフィンは問題なし。まさか上陸台風0だったのと一緒で、今年は木枯らし1号無し、なんてことになるかも知れません。地球温暖化恐るべし。次から次へと考えられないことが起こってきます。
考えられないことはすでに起こっているんでしょう。それを人間が理解できないでいる。木枯らしが吹かない冬が現実となった時を想像すると背筋から体にズーンと重いものが走ります。サーフィンはどうなるんでしょう。北海道が湘南になって、湘南が沖縄になる。どうですか? でん助は想像しました。サーフィンできる波があればいい。だからいいかもしれません。
サーフィンしているのに寒いなんて言ってられませんよ。年輪を重ねていれば多少は人様よりも優れたところがあるもんです。セットが入ってきたのを沖に出ているメンバーの中で誰よりもいち早く察知する。なんてことは年輪を刻んじゃうくらいサーフしているからこそ。海面のどこか一つでもピクリと動けば波センサーが反応するようになってます。
別名馬鹿の一つ覚えとも言われますが、サーフィンがとことん染みてくると人間はどういう人生を送るんでしょう。今からどんな時を過ごしていくんでしょう。いつの間にかサーフィンをライフスタイルの背骨にして生きてきました。サーフィンの楽しさと引き換えに寒さが身に染みるようになりましたが、これからも同じように年輪を重ねて行く。サーフハッピー。

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