波乗りでん助

~ サーフィン総合研究所 ~

パイプラインバレル炸裂のなかハイスコアで勝ち抜いたのはレジェンド達だった。2018パイプマスターズ Day 2

12月 17th, 2018 · No Comments

この人、キング・ケリーはチューブライディングの天才です。また改めてこの日、ケリーにサーフィンの違いをわからされました。もしかしたらケリーが今大会も優勝する? と感じさせるほどの絶好調ぶり。常に攻めていって、アングルを変えながら、バックドアでもパイプラインでも、最後はディープにズッポリとメイクしてました。ケリーがマスターズ初出場となったのは1991年だそうで、今回で28回目。そのうち7度も優勝している。どうやら俺の8度目も目前。そんな感じのキングぶりです。

ケリーが初めてパイプラインマスターで優勝したのが1992年。それからずっと彼の時代が続いている。

さすがにガックリと肩を落とすフェリペ。ラウンド3で、ケリーにコテンパンにやられて引き上げてきた。これでフェリペのタイトルレースは終了。チャンピオンへの道は断たれた。

パイプラインマスターズの名の通り、バックドアではなくパイプラインで勝負がついた。こうなってくると、ハードなバレルに行けるかいけないか、ここで勝てるか勝てないかが問われるようになる。

大丈夫なのか? と、心配になるような出来だった。カノア五十嵐が見せたラウンド3での一部始終だ。1本目にチューブに飛び込んでから、その後30分近くヒートが終了するまでノーライドというのは、カノアらしくない。でん助は最後のクランチタイムでは立ち上がって見守ったが、プライオリティーをカノアが握りながらパーコにショルダーからパイプにいかれて2本目を決められてしまった。最初の年から続けて2年はバックドアコンディション。CT3年目でやっと巡り会えた本来の牙を剥いたパイプライン。パーコが最初に1本目からバックドアで板をおりながらドギードアでメイクした8ポイントがカノアを一撃で壊しちゃったようなヒート展開だったが、それだけでは、でん助は納得できない。来年こそは決めてもらわないと。今年もカノアのヒートはこれで終了。来年がCT4年目となるカノア。どんなシーズンオフを過ごして、来年春のゴールドコーストに登場するか。カノアのチャンピオンロードは次のステージに突入する。

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