今年も３月１１日がやってきました。あの日、でん助は午前中に歯の治療を済ませ、午後に平塚のSSJファクトリーでボードのリペアーをお願いしての帰り道でした。鵠沼の引地川を渡り切った直後。走行中の車がぐらぐら揺れだして思わずスピードダウン。そうしたところでカーラジオが地震の到来を告げ始めたんです。しばらくして揺れが収まってから再び走り出し、小動のところから七里ケ浜が見えたときは普段と同じように見えたんですが、実は潮はとっくに動き始めていて、ものの３０分もたたないうちに小動から峰が原、さらに七里正面から姥が谷、そして稲村までの海底が完全に露出。普段のサーフィンゾーンがドライリーフとなってしまいました。そして津波が到達。波しぶきはプリンスの駐車場を越えて１３４号線にも迫る勢いでした。
そして今年の３月１１日、でん助はノースショアで迎えました。曇天ながら午前中は久しぶりにフレディーでサーフィン。脇田サユリさんとマイク高橋さんが一緒でレフトのジャックアップを狙いました。波は胸〜頭。でん助にはファンサイズであります。良い波がなかなか掴めませんが、１時間半でどうにか２本気持ちよく乗れました。でん助はウェットなしの裸なんで２時間はきつい感じがします。
大地震、そして原発事故から丸４年。陸上で収穫する福島産の米からは、とうとう国の基準値（１キロ当たり1000ベクレル）を超えるものはなくなったという報道があったが、でん助が気になるのは海の方。今だに太平洋に流れ出し続けているはずの原子炉からの汚染水はどうなってしまったんでしょうか？ 去年夏、凍土壁で流出を阻止するというプロジェクトが発表されましたが、その後何も報道されません。溢れ続ける高濃度の汚染水は今も太平洋に垂れ流し状態なんでしょう。
海へのさらなる放射能汚染拡大が真剣に懸念されるところです。
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サーファーが出来ることは何だろう？ 東北大震災から丸４年。あの日から流れ続ける原発汚染水。
3月 12th, 2015 · No Comments
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