今年のマスターズはノースショアコミュニティーの強い要望から賞金総額1千万円のロコトライアルが復活。
朝からの1回戦、準々、準決勝と消化され、いよいよ決勝となったところで、コンディション不良により試合がストップ。
マスターズ本戦への切符2名分を誰がもぎとっていくのかは決められなかったけど、決勝に残ったのはJOB、リーフ・マッキントッシュ、ハンク・ガスケル、そしてマカイ・マクナマラの4人。
セミファイナルまでの4人の戦いぶりを見るかぎり、午後からのインコンシスタンスなトリッキーコンディションでも勝ち上がって来たJOBにリーフの2人が最有力。若くて勢いに乗るマカイに、乗せたら怖いガスケルの2人が、JOBとリーフの壁をどう食い破るかに期待したい。
決勝までたどり着くことはできなかったが、バックドアのチューブライディングで今大会初のパーフェクト10を叩き出したジョエル・センタイオには今だ健在のコンペティションスキルを見せてもらったし、注目のヤングオージーでウエスタンオーストラリア出身のジャックロビンソンのパフォーマンスを生で見て、ジャックの才能が本物だからこそ騒がれていることに納得できた。
そして逆転負けという悔しい結果となったが、攻めに攻めてヒートをリードし続けたキノカイトも、2014パイプラインマスターズ初日のロコトライアルのヒーローとして名前を刻んでおきたい。