ハワイなんだから一日ずっとゴージャスな天候が続くかと思ったら大間違いです。
突然黒雲がわいて雨が降るなんてことは日常茶飯事の冬のノースショアですけど、本日は昼前の11時にして風がオンショア気味に回り、波のサイズ&数ともに急激にダウン。
パイプライン、バックドアのピークからは人影が見る見るうちに消えていき、正午には人っ子一人見えなくなってしまいました。
めずらしいです、こんなことは。しかし他が良くなくてもサンセットは別というものです。
パイプやバックドアが綺麗にチューブを巻かなくても、サンセットでは高さのあるウォールで巻き込む良い波ができるものなんです。
リーフがでかくて北向きから西向きまでしっかりと波がヒットするからなんでしょう。今日もショボクなったエフカイエリアからサンセットにきてみると綺麗なピークをサーファーが気持ち良さげにドロップしていきました。
サンセットビーチの昼時には、行列のできる店として有名なテッズ・ベーカリーがお薦めです。
チョコレートハウピアパイとお弁当、ハンバーガーがでん助のお気に入りで、最近とくに好物なのが朝のオーダーで、バターがしみ込んだクロワッサンに卵焼きを挟んで食べるホットクロワッサンエッグサンドです。
ちと話がそれましたが、そのテッズでサーフィン映像の巨匠ダン・マーケルとバッタリ遭遇しました。
マーケルさんとの初対面は1979年の初代サーフィワールド時代です。以来毎年の冬のノースショアで再会するたびに声をかけてくれるんです。その、マーケルさんは明日マウイのジョーズでシェーン・ドリアンの撮影に向かうそうで、スーパーパナビジョンなんとかという最新カメラを使ってジェットボードの背後から撮影するんだと、ぎらりと光る鋭い視線を向けられました。そうです、この鋭い眼力から、名作フリーランドを筆頭とする素晴らしいサーフィン水中映像の数々が切り取られていったんです。マーケルさんの近況はdanmerkelmedia.comで知ることができます。