鎌倉にツバメが来た〜! それと同時に七里ケ浜で道路工事が始まった〜! 江ノ島から西へ大磯までは完璧な4車線道路が完成したが、藤沢片瀬から鎌倉由比ガ浜に至る旧湘南道路は手つかずのまま。このまま。そっとしておいてほしい。
1956年営業開始となった湘南道路も寄る年波には勝てず、砕け散った擁壁の補強工事が再び始まった。場所は啓風胃腸病院前から江の電鎌校前にかけて。道路のくぼみにへばりついていた漁師小屋はちょうど真ん中。海岸線道路は、ここ数年に足下をひどく波が洗うようになり、真上の道路はガタガタがひどくなってきているのが気になるが、今は鉄鋼で足場を組んだ所から踏切までの岩場が、これからどんな様子になるかが大変に気になります。
もともと、七里ケ浜の渚は至るとこに湧き水があり、川が流れ、緑の丘陵地に波が寄せる自然のままの別天地。そこを、腰越から七里、稲村、坂の下、そして由比ケ浜へと、せっかくのロケーションをブルドーザーで切り開いた道なんだから大切に直し直しに大事に使っていきたいもんです。
陸のパワーと海のパワーがせめぎあうところが海岸線であり、そこに出現するサーフブレイクがサーファーの生きる源。だから人類にとって、サーファーの存在やオピニオンは貴重であり価値のあるものなんだ。そう教えてくれたのはノースショア在住の哲学者、故吉福先生。サーファーとして胸を張って、誇り高く生きていけばいいということです。