持てる技をすべて出し切って優勝した大橋海人。優勝インタビューでは開口一番、24年前の招待選手であり、2年前にこの世を去った父親の大橋進さんに優勝を捧げることができて嬉しいと語りうれし涙をさそった。
日本のサーフィンコンテストもここまで成熟したと感激するほど今大会は大成功。ステージである稲村ケ崎にはサーフィン史上初めてといってもいい位に数えきれないほどの大ギャラリーが集結。ハワイのノースショアで開催されるザ・エディに匹敵するような盛り上がりで、選手のパフォーマンスに大きな歓声と拍手を送り続けていた。
コンテストがスタートした時点では絶好のビッグウェイブがヒット。スリリングなチューブパフォーマンスも飛び出した。しかし台風の進行スピードが速く昼過ぎにはかなりサイズダウン。時折入るセットはオーバヘッドとはなったものの24年ぶりに開催されたビッグウェイブコンテストを充分に堪能することができた。
お疲れさまです! コンテスト運営に携わったスタッフの面々。波に恵まれ、ぜひ来年も開催されることを祈ります。