東北大震災から３ヶ月。梅雨に入った鎌倉は波があるハッピーな毎日が続いています。
梅雨入り直後にやってきた台風２号は、沖縄エリアで風速５０メートルの猛威を振るいまくってから、関東の沖を熱低となって駆け抜けていきました。それからずっと梅雨前線が日本列島にぴったり張り付いたまま。雨が降ったり、晴れたりと、低気圧の通過ごとに波が続いて、、、顔と腕が真っ黒に日焼けてしまいました。
梅雨シーズンはフラットコンディションでノーサーフ。憂鬱な毎日が続く。一年の四季を通じて海がもっとも静かで穏やかになる季節だから。そんな常識を打ち破って毎日サーフィンできてるからラッキー。これならバリに出かけて行くこともない。海水温も２０度Cをクリアしてきたようで気持ちいい。裸が大好きなサーファーは日射しが出た時にはトランクスでサーフィンしていました。
でも、海から上げれば気になるのは福島原発の様子。爆発事故以来３ヶ月たって、放射能汚染の実態がようやくサーファーにも知ることができるようになってきた。１号機、３号機、４号機と、３度の水素爆発によって広範囲にセシウムなどがまき散らされ、それは確実にあのときの雨によって鎌倉の海にも届いていたんです。誰もいないことをいいことにサーフィンしちゃってました。
波乗りでん助
～ サーフィン総合研究所 ～
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Profile
波乗りでん助
大森修一/ Shuichi Omori- 1954年生まれ。サーフィンワールド、サーフィンクラシック、サーフファーストなど、１９７６年からサーフィンメディアに携わってきたオールドボーイ。サーフィン好きな根っからのサーファーで、サーファーの感情、行動、心理など、サーファースタイルをベースに分析しながら、サーフィンのすべてを研究するサーフィン総合研究所の所長。
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