この冬一番の冷え込みとなった金曜日の未明。冷え込む室内でパイプマスターズのファイナルに釘付けでした。寒かったー。電気ストーブに抱きつきながらパイプラインマスターズを見てる。便利な時代になったもんです。
逆転につぐ逆転でジェレミ・フローレスーが優勝。パイプラインマスターズ40年の歴史でヨーロッパ人初の快挙です。ハワイアン、アメリカン、オージー、南アフリカン、しかしブラジル人はまだ。ブラジリアンはさぞかし悔しがっていることでしょう。ちなみに日本人選手はもちろんゼロ。小川直久、脇田貴之が出場した’06年ロコトライアル以来、コンテスト登場はお預けとなったまま。このままいつまで冷や飯食いが続くんでしょうか。ネバーギブアップ。優勝インタビューでジェレミーが開口一番叫んだ言葉が胸に突き刺さりました。
それにしてもバックドアの波は興奮します。ソリッドなテイクオフから、ギリギリのラインでプルイン。バレルがグァーと巻いてきたところでレイルをねじ込んでさらにホイップ。そのままドカーン突き抜けていってリップをこじ開けてくる。ケリー、レイノルズ、キーレン、そしてジェレミーと、バレル勝負にとことんこだわった試合展開に痺れました。パイプラインではない、スモールコンディションのバックドアでしたが、やはり世界一のサーフブレイクなくしては成立しないコンテストなんです。
インターネットのライブ中継が終了した時にはすっかり夜があけてポカポカの日射し。さっきまでの興奮が夢の中の出来事のようでした。日本の冬はこれからが本番。波があればサーフィンはどこでも一緒。最高の1本に出会いたいからパドリング。さっきまでの興奮を胸にしまい込んでサーフチェックに出かけました。
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白熱ネット観戦、2010パイプラインマスターズ。
12月 18th, 2010 · No Comments
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