ロンボク島のパームツリージャングルの果てのパーフェクトブレイクが最高でした。
ロンボク島へと朝４時にバリ島クタを出発。パダンバイからフェリーを経由して、目的地グルクップがあるロンボク島のクタに到着したのは午後２時だった。途中の山越えは恐怖を感じるほどのスコール。未舗装の道路はジャングルの山肌を削った赤茶色の濁流となり、ザァーと轟音を立てて視界の先を流れ下っていた。
ロンボク島のクタビーチは２０年前のバリ島クタそのまま。細い１本の未舗装の道路の脇に、けしてきれいとはいえないワロンが立ち並んでいる。夜になると電気はなく、ローカルは真っ暗な闇の中で暮らしていた。その２０年前にロンボクを訪れたフォトグのキンさんと和歌山の堀口ゲンキ氏から聞いたイスラムのたいまつ行列は見ることは出来なかったが、驚くほどのスロペースで時間が流れ、ほぼ２０年前と変わらない自然がそのまま残されていることを実感した。
波乗りでん助
～ サーフィン総合研究所 ～
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Profile
波乗りでん助
大森修一/ Shuichi Omori- 1954年生まれ。サーフィンワールド、サーフィンクラシック、サーフファーストなど、１９７６年からサーフィンメディアに携わってきたオールドボーイ。サーフィン好きな根っからのサーファーで、サーファーの感情、行動、心理など、サーファースタイルをベースに分析しながら、サーフィンのすべてを研究するサーフィン総合研究所の所長。
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