波乗りでん助

~ サーフィン総合研究所 ~

Entries from 2月 2010

大波連日。ビッグウェイブの怖さが以前とは違うものになってきました

2月 23rd, 2010 · No Comments

8-10ftのビッグチューブが炸裂するノースショアにステイして3ヶ月が過ぎました。
今シーズンはビッグウィンターだったと断言します。ビッグとはビッグウェイブという意味。まさに大波に終始した3ヶ月でした。11月中旬始まったトリプルクラウン取材では、途中からビッグサンセットとワイメアを行ったり来たりの毎日。開催を待ち望んでいたエディは、12月3日の開会セレモニーから1週間後に、グレッグロングの優勝であっさりと消化。この時点で、この冬の仕事は片付いた。そんな充実感がありました。
ですが、今シーズンのビッグコンディションは終わりではなかったのです。12月に入ると、とんでもない大波がやってきました。日本の寒さが緩んだ中旬、パイプラインマスターズは決勝日こそスモールサイズとはなりましたが、ハレイワインターナショナルが始まった20日過ぎには再び8ftオーバーの毎日が復活。そしてとうとうクリスマスデイを迎え、午後1時45分、40ftオーバーのお化けセット、伝説となったワンフォーティーエイトがワイメアベイにヒットしてきました。この時の様子はインターネットで配信され、世界中をワイメアの大波の渦の中に引き込みました。
新年を迎えてからも大波ラッシュは続きます。1月11日には再びワイメアが20ー25ft。ウェストが強く、ジャイアントピークはほれほれのボッコリ。これも語りぐさとなるワイメアセッションとなりました。しかし、ここで、ある現象に気がつきました。パイプラインデイがほとんどなかったのです。しかしこれも、2月のVolcom Pipeline Pro で帳消しとなりました。見ているだけでも身の毛がよだつシックバレル。まさに生死をかけたゴーフォーイット。これぞパイプラインデイというビューティフルコンディションを満喫させてもらいました。
もうすぐ3月。ですが、ノースショアのビッグコンディションにはまだまだ衰えが見えません。真っ青な青空をバックに、キラキラ輝くスプレーを巻き上げながら、8ー10ftの真っ白なジャイアントスープが目前で轟音を立ててブレイクしまくってます。パイプラインでは脇田プロが乗りまくり、サンセットではインサイドボウルにジャパニーズが群がってラインナップ。シーズンのラストスパートらしくなってきました。

[Read more →]

Tags: ニュース,