ノースショアの冬も残りわずか。
今シーズンを振り返ってみると、顔ぶれは変わっても、これまでと例外なくノースショアは数多くのジャパニーズサーファーで賑わいました。ハードコアサーファー、ビッグウェイブ、ハードバレル。相変わらずのノースショアですが、やはりサーフィンの聖地という言葉通りにサーファーを惹き付けてやまないサムシングがあるんですね。
サムシングの一つですが、プロフェッショナルは写真を残すことも大事な仕事です。ノースショアはパイプライン、バックドア、サンセット、ワイメア、ロッキーポイント、ベルジランドと素晴らしいブレイクがそこら中に溢れています。自分が目標に定めたポイントで熱くサーフィンする。それをカメラマンが撮影する。今シーズンも数多くのザ・デイがありました。さぞかし素晴らしいシーンが写し撮られたことでしょう。注目はやはりパイプライン、バックドア、サンセット。今月の雑誌メディアが楽しみなところです。
プロフェッショナルや大人達に混じって、小学生、中学生のジャパニーズキッズがノースショアの波を本気で楽しむ。そんな時代の変化をさらに実感させられたのも今シーズンのトピックスです。リアルコンディションではありませんがバックドア、パイプラインにチャージするキッズ達。ロコキッズも入っていかないビッグサンセットでジャパニーズキッズがリップする。日本には無いビッグでパワフルな波に乗りにきてるんだ! 熱い気持ちを抱いたキッズ達が次々にハードコアの扉を開いて中に入っていきました。時代はいつだって若者が切り開いていくんですね。新しい次元でロコフィーリングを吸収しながら成長する彼らの将来がこれまた楽しみなところです。
ノースショアサーフィンはけっして下火なんかじゃない。それどころか、ようやく大人達やキッズにも浸透してきたというのが実感です。ノースショアのジャパニーズシーンがスケールアップしてきた、これからもっと楽しくなってくるはずです。
ノースショアのジャパニーズシーンに少しずつ変革の時が訪れているようです。
2月 25th, 2009 · No Comments
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