鎌倉でも冷たい北風が毎日吹くようになりました。波はストレートオフショアに磨き上げられてビューティフルそのもの。リップの先端が金色に輝く秋の日射しに照らしあげられて最高フィーリング。これで波があれば言うことなし。
秋本番で鎌倉の紅葉も一段と色づいて、とうとう来週は師走。今年も締めくくりの時期となった。歳を重ねるごとに、時の流れの速さを痛感するのはなぜなんでしょうか？ しかし、サーフィンは別。波を追い続けていると時の経つのを忘れてしまいます。サーファーの心と体はいつだってエンドレスサマー。ずっと波を追い続けていれば、５年先も、１０年先も、きっと一生死ぬまでサーファー。サーフィンに夢中になったままなんでしょうね。
今年一年を振り返ってみると、大ニュースは台風のビッグウェイブが大ハズレだったことだ。鎌倉のリーフはイナムラのインサイドが１回こっきり。アウトサイドは一度もリアルな姿を見せないといった状態。待ちに待っているイナムラクラシックは当然今年もキャンセルとなってしまった。
酷暑で日本近海の海水温が記録的高温となっていたにもかかわらず、その原因を作った強力な太平洋高気圧の張り出しで、大型台風はことごとく西へと追いやられてしまい、先月３０日に前代未聞のフラット状態を置き土産に過ぎ去っていった１４号で、どうやら今年の台風は打ち止め！？ このままだと１９９８年の台風発生最少記録１６を破って新記録達成確実。深刻の度合いを深める気象環境の変化が気になるところです。
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