パイプラインマスターズの楽しみにしていたメインラウンドだけど、波のサイズは10ftも入ってくるビッグコンディションだったけど、今日は風向きがノースノースイーストと悪く、オンショアのバッド。コンテストはキャンセルとなってしまった。
８日に行なわれたトライアルを２位で勝ち上がったベンジー・ブランド。南アフリカ出身でノースショア育ちの21歳。今年からぐんぐんと頭角を表してきたホットなチャージャー。メインラウンドでCTメンバー相手にどんな戦いぶりを見せるかに注目してます。
トライアル突破という悲願を背負って奮闘し、高得点を叩き出しながらファイナルへと勝つ進んできたモニース家の末っ子セス。決勝でも楽勝かと思われたが、スタートこそ良かったものの、ヒート中盤でダスティンにナゲットバックドアをメイクされてからは、リズムをくずして僅差をひっくり返せずに３位と涙を呑んだ。しかし引き上げる時のセスの表情には、はにかみながらも悔しさがにじんでいた。
ジョンジョンの次を狙う、オージーの秘蔵っ子、ビラボンのヤングエースであるジャック・ロビンソンは決勝でまったくダメ。それまでの勢いはどこへやら、１本もバレルを決められずに、いいところなしのまま終了のホーンを聞いてしまった。クローズするチューブでも突っ込んでいってこじ開けてしまう能力では天下一品のジャック。その正確無比なテクニックの実力発揮を、リアルパイプラインでみるチャンスは、また来年へと持ち越しとなってしまった。
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