いつのまにか自分のペースに持ち込んでしまう。カノア五十嵐が不思議な強さを発揮しました。この1年間で身に付けてきたタクティクスなのでしょうか。
2回戦ではキアヌ・アシン。続けて勝負所の3回戦では2年前の2014年のパイプラインマスターズで優勝している強敵ジュリアン・ウィルソンに勝利。ともにヒート後半に勝負に出るクールな試合運びで、今シーズン2度目の4回戦進出を決めました。とくにリアルなバックドアに乗らせたら手がつけられなくなるジュリアン・ウィルソンを封じ込めて勝ち上がったのが、してやったりで最高。最終日に残ったカノアが、どこまで勝ち上がるかが楽しみとなりました。
パイプラインレフトはまったくなし。そのかわりに、バックドアはクリーンコンディションの4ftプラス。普通ならばプロコンテストを行なうには充分だろうが、パイプラインマスターズと呼ぶには、だいぶ迫力不足。しかしでん助は慣れました。スケジュールは待ったなしなんです。
我らがカノアの出番はR2最終12ヒート。時間も昼近くとなって、期待されていたスウェルアップの到着がなく、それまで割とコンスタントに姿を見せていたバックドアバレルも割れなくなっていたんで、バンザイビーチに詰めかけたギャラリーの雰囲気は静かなもの。ただただヒートが淡々と消化されていきました。
0 responses so far ↓
There are no comments yet...Kick things off by filling out the form below.
Leave a Comment