2020年に開催される東京オリンピックの正式種目にサーフィンが加えられました。
でん助がサーフィンを始めた40年前にはまったく想像もしなかったことです。
でん助がサーフィンを始めた頃のサーフィンは、もっとアナーキーで社会から認められるものではありませんでしたが、遊びとは言えど、毎日が楽しく暮らせるサーフィンの魅力に、でん助はどっぷりとはまってしまいました。
しかしそれが今、サーフィンにプロフェッショナルイズムが生まれ、サーファーはアスリートとなり、海での楽しい遊びは世界が認めるスポーツへと変貌しました。
サーフィンがオリンピック種目に採用されるまでには長いヒストリーがあります。
まず最初のチャンスは2000年のシドニーオリンピックでしたが、サーフィン大国オーストラリアでも不採用。以来、アテネ、北京、ロンドンと話題にも上りませんでした。そして今回のブラジル・リオ大会こそはと、ブラジリアンのフェルナンド・アギーレISA( International Surfing Association )会長が先頭に立ってIOCへと積極的なロビー活動を展開しました。しかし残念ながらリオでも夢は叶わなかったのですが、それまでISAが重ねてきた努力が、なんと次の東京オリンピックで花開くこととなったのです。
サーフィンをオリンピック種目へと導いた功労者アギーレ氏のプレスコメントが、熱いメッセージとなってでん助の胸に刺さりました。
『この瞬間により、サーフィンは革新的に変化すると思います。既にサーフィンの世界人口は増えており、そこにきて今、オリンピックの種目という最高な舞台ができあがり、サーフィンの本質的な価値がさらに上がります。スポーツ性、スタイル、若者の文化と、他に類をみない調和がサーフィンをさらに特別なスポーツ・種目へと導いてくれるでしょう。』
4年後の日本サーフィンがどんな状況を迎えているか?
それはまだ誰にも想像できないことでしょうが、でん助には、きっと良いことがありそうだと思えてなりません。なぜなら、オリンピック種目となった今年の夏、ビーチはサーフィンスクールで大盛況。なかでも男の子や女の子のキッズ達の姿も数多く。全員が笑顔でサーフィンに夢中の表情がキラキラと輝いているからです。
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