2009世界チャンピオンの座を争う注目のASP最終ラウンド。ミックとパーコが織りなす世紀の一騎打ちはすでに始まっている。世界チャンピオンをかけるWCTパイプラインマスターズの前哨戦WQSワールドカップは両者の負けん気が火花を散らす大接戦。お互いに一歩も譲らぬ意志と強さを魅せつけミックとパーコは決勝に進出。そこにこの冬絶好調のサニー・ガルシアがパーフェクトチューブをメイクして勝利に割って入って来たから勝負は面白くなった。
3人とも2本目のベストスコアが揃わず決勝戦は終了直前のクランチタイムに突入。時間切れで7度目のトリプルクラウンを狙うサニーの優勝かと思われた瞬間。全身全霊で追いかけるパーコはさすがに強かった。驚異の集中力を発揮。グッドウェイブを見つけ出してチューブライドを引きずり出した。サニーを逆転。世界チャンピオンは俺がとる。タイトルを追うものの気迫でものにした優勝だ。
8-15ft のヒュージサンセット。今年のワールドカップは歴史に残るビッグコンディションだった。そそり立つビッグピーク。バキーンと張ったビッグショルダー。グォーと炸裂するロングチューブ。ビックサンセットの勘所、見所となるセクションでことごとく目だっていたのがパーコだった。ミックも同じくグッドパフォーマンスで応酬したが、メイクした波のサイズがパーコが上。ビッグスケールのパフォーマンスではやはりパーコに軍配が上がる結果となった。
波を知り尽くしているトッププロによるバトル。波がハードで美しくなればなるほどパフォーマンスレベルも急上昇。感動を巻き起こすサーフシーンが披露される。すでにスタンバイに入っているザ・エディ。究極ビッグウェイブサーフィンコンテストは明日か明後日。WCTからビッグウェイブライダーへと役者は変わる。どんな感動が巻き起こるんでしょうか。
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