舞台をサンセットビーチに移したトリプルクラウンでロコガールが面目躍如。
17歳のプナホ高校生カリッサ・モアが世界プロチャンピオン達をなぎ倒してしまいました。先週ハレイワで優勝したジョエル・センティオに続き若手ハワイアンの大活躍。男子といい、女子といい、ハワイのサーフィンは凄い。それ以外の言葉が見つかりません。
舞台となった8ftのサンセットビーチはパワフルなリップを叩きつけていました。ギューンと巻き上がったソリッドセットを巡る攻防は真剣勝負そのもの。カービングでは6ftストレートアップのリッピングをダイレクトに決める。スピードとパワーとパフォーマンスはシャレになりませんが日本男子顔負け。サンセットのパワーブレイクが相手でもWCT女子のパフォーマンスは負けていません。
実力で優勝をもぎとったカリッサは素晴らしいサーフィンを見せてくれました。セミファイナルでは歴史の語りぐさに残る10ftエレベータードロップをメイク。この1本がハイポイントとなり、それまでの劣勢を跳ね返し決勝へと勝ち上がり、勝利をもぎとってしまいました。落ち着いた雰囲気のメローなカリッサですが、繰り出されるパフォーマンスはパワフルで綺麗で凄みもある。愛くるしい笑顔はきっと何かやってくれる逸材ならではのオーラも感じさせてくれる。近い将来の女子世界チャンピオン候補であることは間違なし。
サンセットでは引き続き男子がスタンバイ。WCTトップランカー達が勢揃いの中でローカル旋風は吹き続けるかもしれない。
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