空港から高速道路を降り、ワヒアワの町を抜けると、赤土のパイナップルフィールドから遥か眼下にノースショアのラインナップが目に飛び込んでくる。ノースショアライフの始まりは、いつだってこの景色からスタートを切る。
ところが今回はその坂道でハプニングが起こった。茶色の小型犬がこちらに向かってセンターラインを逆走してきた。運転していたカラニはマングースだと思って油断していたら犬だったんでびっくり仰天。あわててハンドルを切りながら路肩に急停車。小型犬はカラニが無事保護し飼い主を捜すこととなった。
というわけで、そこからはトラックの荷台で犬と一緒にノース入り。びくびくしていたワンちゃんもチャンズを過ぎたぐらいから次第に身を寄せてくるようになり、ワイメアを過ぎた頃にはでん助の膝の下にもぐり込んできました。よっぽど怖い思いをしたようですが、これで一安心。トラックは無事にサンセットのハレサードリーフに到着しました。
時差ぼけ解消にスイミングしたでん助でしたが、あっという間に睡魔に教われ爆睡。起きた時には夕方の4時でした。夕焼けを見にサンセットビーチに出てみると、波は朝とは違って急激なサイズアップ。ウエストから8ftがきたり、ノースからもビッグセットがヒットしたりと、かなりのタフコンディション。8ftのドロップから綺麗なカーブでビッグマニューバーを刻んだサーファーが上がってきたら、それがマイク・ラトーニック。でん助とは20年以上長年にわたり雑誌の仕事してきました。そのマイクが、「明日はパイプだね!」と一言。その表情からは間違いないという眼力が発せられていました。ならば、そういうことで。明日はパイプラインに行ってきたいと思います。
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