波乗りでん助

~ サーフィン総合研究所 ~

日本全国のバレルジャンキーは、タコスフィルムのRoad to java でインドネシア・ジャワの魔力的魅力を知るべし。

11月 8th, 2014 · No Comments

Road to java はタコスフィルムの情熱が生み出した快作。サーフィンロードムービーの楽しさと迫力がいっぱいの作品です。

波が良くて、人のいないところで、仲間だけで貸し切りのサーフィンをやりまくろうぜとばかりに、9人がすし詰めのミニバスでインドネシアを2000キロのロングトリップ。目的地は決まっているけど、途中の予定はまったくなく、寄り道しながら、波を見つけては海に入ってリップ&チューブ。海から上がってご飯を食べて、昼寝の後はゴーサーフ。旅を続けながらビールを飲んで夕食の後は爆睡と、お約束通りにサーファートリップの王道を気持ちよくみせてくれてます。

そして今作で見逃してはならないと感じたのが、The Day Watu Karung とクレジットされたハイライトシーンです。レフト&ライトのパーフェクトなハードコアバレルを舞台にした、旅のメンバー全員によるチューブセッションです。グリングリンに巻き上がったパーフェクトなシリンダーバレルがレフトそしてライトと、ベイの左と右で次から次に炸裂する圧倒的なロケーション。その中を、進藤晃、安井拓海、浜瀬海、ペペン、そしてクルー達が思う存分にパフォーマンス。皆がそれぞれにバグース! 素晴らしいトラックが脳裏に刻まれたに違いない、一生の思い出に残るサーフィン。これこそサーフトリップの醍醐味でしょう。

Watu Karung のレフト&ライトが本当に凄いバレルなんだということを、日本全国のバレルジャンキーにも、とことんわからしてくれたタコスフィルム。作品では陸上&水中と素晴らしいカメラワークが駆使され、バックミュージックも臨場感溢れるオリジナルサウンドが最高。2000キロのサーフハンティングは無事に完遂され、日本のサーフィンの歴史に残るDVD作品がまた一つ生み出されました。

Tags: ニュース

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