波乗りでん助

~ サーフィン総合研究所 ~

ほぼ毎日チャングー通い。おかげでジョディ・スミスにも遭遇してエアリアルサーフィンの熟成度にたまげました。

4月 27th, 2009 · No Comments

チャングーにはバリならではのライスフィールドが広がるカントリーロードを通っていきます。穴ぼこだらけの道路はところどころで現在工事中。来年には綺麗なアスファルト道路が完成するそうです。今のままが雰囲気いいんですけどね。

滞在期間中、クタからチャングーにかけては毎日波はオーバーヘッド。これからハイシーズンを迎えるバリにはフラットという言葉はありませんね。時間と場所を選べば、毎日島中のどこかしらでオフショアのクリーンサーフがブレイクがしていました。日中はオフショアで波の面がざわついていたとしても、夕方になれば風も止んでちょっとはましなサーフィンが楽しめるんですからいうことありません。サーフィン研究がはかどるというものです。

ほぼ毎日通ったチャングーはクタから西へ車で3?40のところ。レギャンやハーフウェイと同様のローカルフェイバリットこの上ないビーチの一つです。狙いはビーチのセンターでブレイクするライトブレイク。フラットリーフの上でブレイクするビッグピークからのシリンダーチューブが極上です。実はここセンターには小さな川が流れ込んでいてピークで一気に波が崩れたとしてもリーフエッジでいったんスピードがとろくなってから、河口の前のインサイドに入ってくるとグリグリグリとクリーンにラインが走り始めるんです。ビハインドからドロップを決めてプルインしてからチューブを抜けてリップ! そこからもう一つリバーマウスのインサイドバレルが待っているというわけです。しかも波のサイズが大きくても小さくてもブレイクは同じ。どちらかというとサイズが小さければ小さいほどクリーン度はアップします。

ある日の夕方、ハイタイドを待っている時にジョディ・スミスのエアリアルサーフィンを目撃しました。まだオンショアが残る2?3ftのセンターに2人の白人サーファーだけ。そのうちの一人が全部セットを乗るんです。しかも全部が全部綺麗に綺麗にチューブとエアを決めてくる。ピークのプルインは余裕。どんなにレイトでもそれを楽しむように滑りはじめます。そして高速シリンダーはいっさい無視しるかのように高く高くエア。降りてきて360。時にはリバースでコントロール。ワイプアウトなし。無理クリじゃなくリラックスしたスタイルで繰り出されるエアリアルの数々。ワクワク。ドキドキ。とどまることを知らないサーフィンパフォーマンスの進化を再認識させてもらいました。

Tags: ニュース

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