ノースショアはすべてがこいところです。
こいというのは見かけよりも中身がもっと深いということです。ノースショアの波、ノースショアにいるサーファー、ノースショアで起こる出来事、そしてノースショアにある景色まで。ノースショアで目に入るすべてのものがサーフィンに深く深く関わっている、まさにサーフカントリーなんです。最近は交通渋滞と駐車禁止に悩まされるようになりましたが、サーファーにとってノースショアはディープな魅力がそれぞれに凝縮している。それゆえにサーファーを惹きつけ続けているんですね。
波はどこでも最高です。パイプライン、バックドアを筆頭に、サンセットさらにはワイメアと、人を狂人のように駆り立てるハードコアブレイクだけでなく、ハレイワ、ベルジランド、ロッキー、そしてチャンズリーフにラニアケアと、ロコフェイバリットなマジックウェイブばかりです。あ、それと私のお気に入りフレディね。ですから、こいというよりもっと上の宝庫ですか? この波が存在しているからこそのノースショアですよね。気候変動の仕業で波が悪くなったといわれても通わないわけにはいきません。
もちろんサーファーはこい人ばかりです。見も心も捧げる覚悟でノースショアの波に没頭している人たちですから。大人に混じっている子供でも驚愕する次元でサーフィンに没頭しています。次から次に若手サーファーが台頭してくるのはそのせいです。ケコア・バカルソはWCT入り。アンダーグラウンドでもWCTに負けない人気と実力を誇るジェイミー。最近ではトリプルクラウンで大活躍したダスティン・ペイン。さらにはジョンジョン、イズキールと、その他にも人材はごっちゃり。こちらもサーフスターの宝庫といえますね。
存在するもの何もかもがこいノースショア。サーフカントリーであってサーフキャピタルであるノースショア。サーファーがサーファーでいられるノースショア。毎日、毎日、オーバーヘッドの波と格闘しているところです。
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