ノースショアライフは過酷です。毎日毎日、軽くオーバーヘッドの波に挑み続ける。時には生死の境目をさまようようなヘビーワイプアウトも覚悟の上。ノースで波乗りを続けることじたい、それはそれはハードな精神力が必要になります。ノースショアがごく一般のサーファー達に敬遠されがちな理由がそこにあるんです。大きい波、ポイント混雑、競争、自分が負けてしまえばサーフィンしていても楽しめない。誰が好き好んでノースショアでサーフィンを始めたんでしょう。しかしほんのちょっと考え方を変えてみれば、ノースショアはサーファーにとって天国にかわるようです。本当のいい波がそこにあるからです。今ノースショアで一番キラキラ輝いてサーフィンを楽しんでいる堀口真平にノースでサーフする極意を聞きました。すると返ってきたフレーズはごくシンプル。いい波をキャッチするには生活のリズムを大切するでした。
「生活のリズムをちゃんとしているといい波に乗れるんです。自分で自分を研究してみると、いい波をキャッチできるリズムがあるんですね。それに乗るには、生活のリズムを大切にして、感謝の気持ちを忘れないでいる、その2つでいい波に乗れるんです。それと、ノースにはいい波に乗りにきてるんだから、あの波に乗りたいという気持ちの深さがどれだけあるか。それも大事なところです。」
生活のリズというのは、例えば、早寝早起き。サーフィンするために理想的な時間割で一日を過ごしたいということだ。うまく滑るにはライディングの回数を重ねることが何よりの近道だから。朝から晩までビーチで波と遊んでいられればベストだけど。混雑が始まらない早朝はいい波に乗れるチャンスが多いので必ずチェック。そうして波に集中して一日を過ごしているといい波に出会うことが出来るんだということだ。ノースショアにおける基本中の基本ですね。
「それから自分の場合、感謝の気持ちで生活することが大事なんです。ありがたい。幸せ。自分の何についてもそういう気持ちでありたいんです。そういう自分になってると面白いことが起こってくるんです。それにそういう気持ちで生活リズムを正していくと、物事に対して積極的な自分になれるんです。ノースにいれる努力を続けられる自分でいられる。好きこそものの上手なれ。そんな方程式なんです。実はこれ私の裏技なんです。」
きちんとした生活リズムと感謝の心。日常における小さなことに喜びを見つけながら、きちんとした生活リズムでいい波に巡り会っていく。真平らしいピュアな感情だ。感謝の気持ちがいい環境に導いてくれたら最高! そこで自分の興味を最大限にいかしていけたらハッピー!
いい波は生活のリズムと感謝の気持ちでキャッチですぞ!
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